Monologueひとりごと

終わった終わった

去年の春からこそこそと書いていた小説ですが、今日、ようやく切りが付きました。本当は「締切日が今日だったので無理に仕上げて提出した」が正確な表現ですが、終わりよければすべてよし!(←用法間違い) とりあえず初めての長編(最終的に240ページ弱)&初めてのまともな投稿ですし、自分でもあまり納得がいく出来ではないので今回は多くを望みません。経験という名の肥やしになったということで次回作につなぎます。

反省すべき点を挙げ始めたら切りがありませんが、一番の反省点は構成のバランスがよくなかったところ。特にエンターテイメント路線で行くのなら、最終的な文章量を決めてバランスよく強弱を付けたイベントを配置すべきなのですが、結局、分かっていてもそこまで手が回りませんでした。プロットを決めずに書き始めたのがすべての敗因です。次回に向けて猛省。

あと、締切日になってWordを再インストールしたり文章を整形したりしたりプリンタがないのでKinko'sで印刷したり――と慌しかった辺り、いつもの自分から脱却できていません。本当は提出前に色々な人に見てもらってコメントをもらいたかったのですけど、ぎりぎりまで手直しをしていたのでとてもそんな状態ではありませんでした。これも深く反省。

しばらくは頭の中をまっさらにしてたまった本でも読みながら次の作品の構想を練ります。次回作については今のところ特に方向も決まっていませんけど、今回が「どろどろな設定」だったので、次は素直に明るいものがいいかなとぼんやり考えています。ネタがなければ10代のときに考えた長編ネタが幾つか放置してあるのでそっちを構ってみてもいいかなーとも思っていますが、一方でこの年でコテコテの和風ファンタジーやSFを書いたものかと決めかねているのも正直なところです。

2006/09/30 (土)