Monologueひとりごと

Wii

Wiiは以前から「今年の冬にDVDが閲覧できるバージョンが出る」という話が出ていたので待っていたのですけど、しばらくは出ないことになってしまったため、待つのをやめてとうとう買ってしまいました。久し振りの大きな買い物ですが、多残業続きだった自分へのご褒美です(言い訳)。

ソフトは「WiiSports」「WiiFit」、あとバーチャルコンソールの「ファイアーエムブレム 紋章の謎」を買ってみました。噂に違わず面白いハードだなというのが第一印象です。過去に同じような方向性で失敗した例が幾つもあるのに、よくこんなデバイスを市場に大量投入できたなーと素直に感心します。

普段はほとんどゲームをしないユーザ層に対するアピールは抜群だと思いますが、ハードのイロモノな面ばかりに目が行ってしまって、往年のゲーマー(←自分は含みません)が満足するようなソフトがまだ出揃っていないのも現実です。DSのときのように、そろそろ「ハードのフル機能は使わなくても面白いソフト」をサードパーティが気軽に出せるような雰囲気になって欲しいですね。

2007/12/08 (土)

紅葉

時間ができたので予定通り香嵐渓方面に行って来ました。朝の4時に家を出て車で東に向かい、猿投グリーンロード(夜は無料なのを初めて知りました)経由で現地に到着したのが5時少し過ぎ。時間が時間だけにすいすい走れました。

寒さに震えながらジャケットに手を突っ込んでぶらぶら歩き、ときどきデジカメで写真を撮ったり、川辺で石に腰掛けてぼーっとしたりしているうちにやがて夜が明け、観光客が現れ始めたのを機に現地を後にしました。

待月橋
巴川
照葉

実は香嵐渓はついでで、本命は近くにある沢ノ堂(さわんど)地区の弁戝天の紅葉。沢の中に立っている紅葉の木を下から見上げることができるのですが、残念ながら見頃の時期は過ぎて散り掛けていました。来年以降に機会があったらもう少し早く来ようと思います。

かえでの葉
弁戝天
2007/12/02 (日)

だらだら三連休

先週は土日も仕事だった代わりに、今週は振休の金曜を含めて三連休でした。せっかくなのでぶらりと遠出してもよかったのですけど、ネットで情報を集めると今年は紅葉が遅れていてどこも微妙な感じなので、もし時間が作れたら再来週あたりに出掛けようと決め、久し振りの連休をだらだらと過ごしました。

切れていたパスポートを更新してきました。軽めの本を何冊か買って読みました。途中でストップしていた小説に少し手をつけました。実家のPCが壊れたので手当てしました。部屋をちょこっと片付けました。散髪してきました。音楽を聴きながらぼーっと過ごしました。――100%とは言いませんけど、今週分くらいは充電《チャージ》できました。

2007/11/18 (日)

「深海花」のあとがきのようなもの

一人の文章書きとして、作品は外に公開された時点で作者とは切り離され、作者の意図通りに読まれなかったとしても、読んだ人の感想がすべてだと思っています。ただし、それはあくまでも作品に関しての話であって、作者の狙いとは違う読み方をされた上で、作者の人格まで否定・攻撃されるのは本意ではありません。――自分がまともだとは微塵も思っていませんし、筆力があるとも思っていませんが、それとこれとは別の話です。

この言い訳のために「深海花」という作品について、作者のあとがきめいたものを書いておきます。あらかじめ断っておきますが大きくネタばれする上に作者の「書かなかった/書けなかった」類の内容がメインになりますので、興味がある方だけどうぞ――。

はじめに作品の方向性を「ミステリーではないミステリーチックな作品」にしようと考えたときに、それならば「完全犯罪」を書いてみたいと思いました。通常のミステリーでは物語の根幹に関してはきちんと説明をするのが決まりですが、あえて本筋を謎のままで通してみたらどうかと思い、実行者として「滝沢香奈」という人物を作り上げ、狂言回しとして彼女の弟(主人公)を据えました。

(作者の手抜きと言われればそれまでですが)この姉という人物に関してほとんど記述をしておらず、いかようにも読めるようにしてあります。どんな人となりだったのか、死の直前に何を望んだのか/何をしたのか、具体的な記述はほぼ皆無です。しかし様々な痕跡・罠を残しているため、何かしらの違和感・疑惑を感じてもらえれば――と思って作品を書きました。

姉が残した直接的な言葉は、最後の二つの文書しかありません。しかし、特に一つ目のものは他人の目に触れる恐れが高いという理由から、そのまま本心が書いてあるわけではありません。つまり「どうして自殺することになったのか」「相手に対してどのような気持ちを抱いていたのか」等について、書いてある内容が真実であるという保障はどこにもありません。むしろ違うからこそ、二つ目の文章で主人公にそれを察して欲しかった(=気づきを求めたメッセージだった)――というような方向で読んでもらうことを望んでいました。従って、作者としてほとんどの説明を放棄して読み手に任せたとはいえ、「実は相手を愛していた」などの言葉が姉の本心だとはわたし個人は思っていません。

あと指摘が多かった高田という人物についてですが、容疑者に仕立てるために描写・行動をやや露骨にしています。特に後半、最後まで容疑を引っ張るために意図的にそれっぽくしましたが、――でも書いていて楽しかったことは否めません。

最後にまったくの余談になりますが、この作品を書こうと思った直接のきっかけは実家で飼っていた犬の死でした。長年、家族の一員として暮らしてきた彼が亡くなり、「自分のことをどう見ていたのだろう」「どう思ってくれていたのだろう」と考えたのがそもそものはじまりです。あれから二年半が経ち、そのときの感情とはまったく違う方向の作品が目の前にあったりしますが、ようやくこのことを他人に話せるようになったのだなと、ふと過去を思い出しました。

2007/10/29 (月)

ちょっぴり一息

ぐっすりと昼近くまで寝たおかげで、ほとんど復活しました。明日(日曜日)も仕事がありますが、これまでに比べたら随分と気が楽です。

そうそう書き忘れていましたが、9月末に小さな賞に応募しました。正直、まったく自信はありませんが、久し振りに楽しんで書けた小説なのでよしとします。この場を持ちまして、事前に読んでいただいたすべての方に感謝します。

2007/10/20 (土)

PCのリカバリーとディスク増設

月初(&半期初)に仕事で扱っているシステムが大トラブルを引き起こしたお陰で、今月は朝早くから夜遅くまで残業+休日出勤という、近年まれに見るハードな日々が続いています。しかもまだ解決しておらず、少なくとも今月一杯はこんな調子のようです。――以前に開発部署にいたとき以来の忙しさで、目の前がくらくらします。

しかも図ったかのようにほぼ同じタイミングで、プライベートPCも立ち上がらなくなりました。具体的にはログイン・ログオフをひたすら繰り返すという現象で、セーフモードでも修復コンソールでも対応不可という、こちらもしばらく出会わなかった障害でした。調べるうちになぜかドライブレターがCとDで入れ替わっていることに気づき、ネット(PHS直)で情報を集めたところ、それが原因だったことが判明しました。

忙しかったのでそのまましばらく放置してあったのですが、今週末にようやく少し時間が取れたので、ハードディスクを買ってきてクリーンインストールすることにしました。空き容量が不足していたので拡張の意味もあったのですが、いつの間にか500GBが1万5000円を切っていて、1TBのものもあることにちょっとびっくりしました。

今回はネット環境が高速なため、これまでよりすんなりとパッチ当ても行うことができ、夜には仮復旧できました。あとは退避させたファイルを元にちまちまと以前の環境に戻します。

2007/10/14 (日)

夜勤明けの朝

世間では三連休ですが、夜勤明けで半調子な上に月曜日はいつも通り仕事ですので、ぼんやりと週末を過ごすことにしています。

あまり眠れなくて暗い内から目が覚めてしまったため、ちまちまとタグを打ちながらpoetryのデータを追加しました。ほとんどが年末年始に書いたものになります。――あとから見ると微妙なものも混じっていますが、あまり気にしないでください(すみません……)。

2007/09/22 (土)

色取月

今日から九月。季節の移り変わりが早くて目が回りそうです。タイトル「色取月《いろどりつき》」は旧暦九月の異名で、木の葉が色づく月という意味だそうです。別の漢字で「彩月」と書くとなんとなくかっこいいですけど、30℃を超える日々が続いており、紅葉の季節はしばらく先のようです。

余談ですが、お盆前にこっそりと「深海花」後編をアップロードしておきました。もしよろしければどうぞ(ぺこり)。

2007/09/01 (土)

新しい長編

お盆は取引先が長期休暇中のためわたしの会社もお休みでしたが、ようやく明日から通常モードです。多少は出かけたものの、ほとんど読書と小説を書くことで終わりました。「準引き籠もり」とも言います。

最後まで書き切れそうな長編のアイデアが浮かんだので、ちまちまと書いています。前回が「爽やかそうで、でもどろどろした設定」「いかに書かないで読者に想像してもらうか」を意識して書いたので、今度は逆に「どろどろしているけど、爽やかな落とし方」「設定はすべて書き切る」を狙ってみています。ちなみにジャンルは今回もミステリー風小説で、……できれば半年くらいで400ページくらい書き切りたいです(願望)。

2007/08/19 (日)

夏、本番。

七月もそろそろ終わりですが、ようやく名古屋も梅雨が明け、本格的な夏に突入しました。そこでこの週末、以前から今年の夏にぜひ欲しいと思っていたものをさっそく買って来ました。

ひとつは簾(すだれ)。アパートの網戸に取り付けるのに一苦労しましたけど、これでエアコンを付ける回数が幾らか減ってくれそうです。

もうひとつは自転車。前のは中古で買った折り畳み式で、タイヤが小さいからか頻繁にパンクするため、ここ二年くらい乗っていませんでした。今回、選んだのはシティタイプ。少し値が張りましたが乗り心地がいいので満足しています。久し振りに乗る自転車が楽しく、土日にくるくると街中を走り回って、――おかげでお尻がちょっと筋肉痛だったりします。

2007/07/29 (日)