- The slippery Catwalk to Glory -
しばしば自分も忘れてしまうのですが、このサイトは(一応)小説がメインコンテンツです。
サイトを立ち上げてしばらくの間、一ヶ月一作ペースで公開していた日々は遥か彼方に過ぎ去り、今は二年に一度出せればいいくらいのスピードになっています。作品の長さが短編から長編にシフトしたのも事実ですが、それだけが原因ではないと、わたしも思います。
というわけで、書きかけの「あやしい和風ファンタジー」が原稿用紙換算で263枚までいきましたが、未だに完成が見えていません。煮詰まっているどころか焦げ付きかけていて、過去に書いた分を壊して作り直さないと先に進めないフェーズに入ったのも筆が進まない大きな理由のひとつです。
14年前の自分とのコラボレーションはさすがに一筋縄にはいかないようです。一方で14年経ってもまだこの作品を書いている自分を、当時は想像すらできなかったに違いありません。
そんなこんなで、来月に覚王山アパートでのぷち写真個展が控えていますが、とりあえずクリマも終わり、仕事のトラブルも一息ついたので、現実逃避を兼ねてしばらく真面目に書こうと思います。
……これもときどき忘れかけているのですが、写真や古典はあくまで気楽な「趣味」であり、一方で小説は叶えたい「夢」です。
クリエターズマーケットから無事に帰還しました。初めての販売イベントということであれこれ試行錯誤し、ただ自己満足で作るだけではなく「売る」ことの大変さを改めて実感しましたが、トータルとして楽しかったです。
この場を借りて、拙い作品を買ってくださった方、見てくださった方、声を掛けてくださった方に感謝します。また周囲のブースの方たちにも色々とお世話になりました。
ちなみにやっぱりというかお約束というか、サインペンとハサミを家に忘れていました。