Monologue (2004年12月)

December, 2004

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2004/12/05 (Sun.)

ここ最近に読んだ本の簡単な感想を。

「夏休み」(中村航
先日、野間文芸新人賞を取った「ぐるぐるまわるすべり台」が見つからず、一つ前の作品を買いました。義理の友達(=妻の友達の夫)の失踪をきっかけに始まった夏休み。ほんわかした雰囲気のライト系純文学です。設定や筋立ては割とよくあるタイプの青春ものですが、物語のキーとなる「スマブラ」の書き方が必要以上に回りくどい上にしつこく、元ネタを知っている人も知らない人も引いたんじゃないかと思います。点数としては40点。
「僕のなかの壊れていない部分」(白石一文)
特徴あるカバーのイラストで随分前から気にしていて、ようやく読み終えた小説。題名と帯の謳い文句がセンセーショナルな割には、主人公が想像するほど壊れていなくてがっかり。もっと破滅的な性格にしてもよかった気がします。雰囲気がどこか古臭く、物語の核に三島由紀夫を据えているのが珍しいと思ったのですが――作者、それほど若くないのですね、やっぱり。こちらも40点。
「泣き虫弱虫諸葛孔明」(酒見賢一)
作者の想像した破天荒な性格の孔明像。三国志を知っている人で、かつ作者が好きな人は読んでみると面白いと思います。なお、作者を知らない人は「後宮小説」あたりから、三国志を知らない人は別の作品を読んでからどうぞ。かなりマニアックな部類の小説で、三顧の礼までしか描かれていませんが、割と楽しかったです。50点。

2004/12/07 (Tue.)

小説をちまちま書きながら思いました。やっぱり少女趣味が幾分か入っていますね、わたしの作品。女性と間違えられても仕方ないかも。むーと唸りながら考えると確かに思い当たる節が。多感な時期を、妹が買ってくる「りぼん」と、父が買ってくる「サンデー」で過ごしてしまったのが敗因です。多分。ちなみに今は「スピリッツ」と「サンデー」を欠かさず買っています。三つ子の魂百まで。

――と、急にふっとあるマンガを思い出して、Googleで検索してみました。が、全くヒットしません。もしかしてマイナー過ぎたかなと不安になりながら、ごそごそ探してようやく発見。微妙に題名を間違えていました。ちなみに探そうとしていたのは、「豆腐」「超能力」「トレンチ」といったキーワードのマンガですけど……これで作品名がぱっと出る人っています?

2004/12/08 (Wed.)

昨日のMonologueに書いた、気になったマンガというのはこれだったりします。ほんわかな雰囲気でちょっぴりシュールな不思議な作品だったのを覚えています。(作者さんに怒られちゃいそうですが)案外、知られているんですね。

ちなみに個人的にショックだったのは、読んだのは小さい頃だと思い込んでいたのに、発行年月日を見るとそうでもなかった事。――13年前ですか(遠い目)。

2004/12/25 (Sat.)

またしばらく間を空けてしまいました。ここ最近の悩みの種だった書きかけの小説に時間を割いていたので、こっちに手が回りませんでした。 < 言い訳

その難産の小説「その手を伸ばして」を追加しました。あれこれ悩んだ割には、結局、中身がからっぽの小説になってしまいました。明らかに筆力不足ですね。――ちなみに、実際の旅行を元にしていますが、「事実70%」に「虚構30%」の味付けをしていますので、特に妄想パートをそのまま本人と照らし合わさないで下さい。

……と書いても同人の合評会とかで言われるんだろうなー。。