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ジングルベル・ジングルベル――と、もう街ではクリスマスソングが流れています。またあっという間に12月もやってきそうです。
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しばらくの間、週末に買ったコミックの感想をつらつらと書いていきます。
蒼天航路29 (王欣太作、李學仁原案)
今回は劉備の蜀取りがメイン。元々が曹操が主人公の作品なので、かなり駆け足気味で描かれていました。特にホウトウが出て来た途端に死んでしまったのが残念でなりません。そういえばいつの間にか李學仁が「原作」ではなくて「原案」になっています。原作者の手元を離れたところで物語が動いているのかもしれませんね。
ルナハイツ1 (星里もちる)
星里もちるの最新作。挙式直前に彼女に振られ、新婚生活を営むはずだった新居が女性寮に――と、どこかで聞いたような設定のラブコメです。ヒロイン(今回もちょっぴり不思議さん系)のキャラクターが弱く、作者の「結婚しようよ」と「オムライス」を足して3で割ったような雰囲気です。この設定からすると、個人的には最初のうちはもう少しぎすぎすした関係を描いた方がよかったような気がしました。
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ちなみにコミック以外では、文庫本として出ていた「遠野物語」(柳田國男著)を買いました。不思議な昔話の世界が心地よくて、いい通勤の友となっています。