Monologue (2003年1月)

January, 2003

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2003/01/05 (Sun.)

2003/01/07 (Tue.)

googleで見付けた(?)、「山猫屋本舗の関連ページ」。

――思わず「なんでやねん!」とエセ関西人風にツッコんでしまいましたが、何でしょーね、これ? どういうルールで処理するとこういうページがヒットするんでしょう?

#七草がゆ、食べました?

2003/01/08 (Wed.)

最近のお気に入りマンガは、「少年サンデー」で少し前から連載している「D-LIVE!!」(作画・皆川亮二、シナリオ・氷室勲)。

「どんな乗り物でも自由自在に操る事が出来る主人公が、毎回、異なった乗り物で事件を解決する」という、一言で説明してしまうとこれだけの内容なのですが、ちょっとマニアックな設定と小気味よいストーリー展開がいい感じです。

話のメインとなるのは、もちろん「乗り物」。わたしの頭では、車やバイクくらいしか思い付かないのですが、この作品では「重機」や「電車」までを題材としていて、目の付け所がとてもオシャレです。

読者の年齢層が低い少年誌では特に、マニアックさは命取りとなりかねません。

しかも作画担当の「皆川亮二」は、以前に「スプリガン」「ARMS」などの典型的なアクションヒーローものを描いており、背負っている読者の期待を考えるとかなり思い切った作風の転換です。

(わたしの勝手な推測ですが)万人受けする内容ではない、少し地味な作品なので、多くの読者の支持を得るのは難しいかもしれませんが、末永く作品を楽しめる事を願っています。

シナリオ担当の「氷室勲」がどんな人なのか知りたくて、ポータルサイトで検索してみたところ、どうやら「ゴルゴ13」の脚本なども手掛けているようです。――納得。

2003/01/11 (Sat.)

最近、あまり(普通の)本を読んでいなかったので、今日は久しぶりに本屋に行ってみました。気になった本のうち、何冊かを買いましたので、面白かったらここで簡単な感想文でも書こうかなーと思ってます。

ちなみに買ったのは次の通りです:

2003/01/13 (Mon.)

巡回先で見付けた「ご当地の踏み絵」。

今日は「成人の日」ですので、成人式の為に実家に帰っている方は、ご自分の郷里魂を再確認してみるのはどうでしょうか?(←すごい強引)

2003/01/15 (Wed.)

昔から欠かさず購読している「ビッグコミックスピリッツ」。このところベテラン勢がやや低調気味ですが、若手が代わりに頑張っています。個人的な注目株は「ペット」(三宅乱丈)と「ナイトクレイバー竜一」(稲光伸二)の二作です。

「ペット」 (三宅乱丈)
「ヤマ」とは人が生きる為に必要なプラスイメージの記憶領域であり、一方の「タニ」とは心の根底にある暗闇を指す。この二つを変える事で他人の記憶を操作するのが、主人公である「潰し屋」と呼ばれる人々。彼らは強力であるが故に、「会社」という組織の厳重な管理化に置かれている。だが、一人の「潰し屋」が「会社」を裏切る事で、それまで保たれていた両者のバランスが少しずつ崩れていく。齟齬、裏切り、信頼、友情。ここで描かれているのは、「潰し屋」という超能力者の特殊な世界ではなく、人間の生き様そのもの。
「ナイトクレイバー竜一」 (稲光伸二)
対人恐怖症の為に引きこもりがちだったリューイチは、あるきっかけで「路上麻雀」の世界に出会う。神業的な「すりかえ」を武器に戦いながら、仲間と出会い、生きる自信を得て、より強くなってゆくリューイチ。作品の魅力は「全力で打ち込む事のカッコよさ」。

そんなこんなで、今日は小説批評はお休みです。(既に息切れという噂も。)

というか、平日に本を大量に読むなんて不可能ですし、そもそも「感想が書けるような本が手近にない」という切実な問題が。実家ならダンボール詰めの「本箱」を漁れば幾らでも出てきますが、今のアパートにあるのは古典とマンガとパソコン関連の本ばかり。――いや、月刊ASCIIで小説批評を書けと言われても。

ちなみに、現在は寺田寅彦の随筆を読んでいます。結構、いい感じですよ。

2003/01/17 (Fri.)

以前に紹介した、「少年サンデー」で連載中の「D-LIVE!!」(作画・皆川亮二)ですが、一部、訂正があります。先週号(2003年6号)にシナリオ担当として初めて明記されたのは「氷室勲」という人で、わたしはてっきり連載最初からこの人が担当していると思い込んでいました。しかし、実際はそうではなく、複数人が関わっているようです。

今週(2003年7号)は「横溝邦彦」という人で、googleで検索すると原作を担当したマンガ名が幾つかヒットします。想像通り「ちょっと変わった」作品ばかりで、ふーんと思いながらしばらく検索していたところ、一人目の「氷室勲」と同じく「さいとう・プロダクション」に所属しているという事実に行き当たりました。

それこそ「ゴルゴ13」のように、プロダクションがシナリオ担当としてバックに控えているに違いありません。

2003/01/18 (Sat.)

先週から探していたゲーム「ことばのパズル もじぴったん」(for GBA)をようやく入手出来ました。(PS2版は割りと目にしたのですが、GBA版はどの店も売り切れでした。)

「全部のパネルを埋める」「3文字の言葉を5つ作る」などのルールに従って、文字を選んで言葉を作るのがゲームの目的。ちょっと時間が空いた時の暇つぶしにもってこいです。

2003/01/19 (Sun.)

先週一週間、何となく続けてみた小説批評。あまり無理をしなければそこそこ続けられそうなので、小説の勉強も兼ねて、もうしばらくこんな感じでやってみようかと思ってます。今のところ、更新頻度は三日に一冊くらいのペース。仕事が忙しくなったら中止します。

そんな訳で、実家から本を何冊か持ってきました。ほとんどが高校時代に読んだもので、それなりに古い本ばかりなので、新しい本も買ってきました。

一番の問題は「いつ読むのか」ですね。むー。

2003/01/22 (Wed.)

書店で文庫本を買うと、大抵の場合、「カバーを掛けますか?」と尋ねられると思います。わたしは自分用のブックカバーがあるので断るのが普通ですが、「一冊だけ」文庫本を買う時に、どうやって返事をしたらいいか迷う事があります。

断った場合のお店側の対応は、(1)レシートをさっと挟んでそのまま手渡し、(2)紙製の帯をくるりと巻く、(3)袋にわざわざ入れる、という具合に様々です。感覚的には(3)のケースが一番多いようです。確かに「題名を見られたくない」というお客さんにはこちらの方が喜ばれるのかもしれませんが、少し複雑な気分です。

――その昔、本屋でバイトをしていた時に「文庫本か単行本が一冊の時は、カバーが必要かどうかを尋ねる必要はなく、そのままカバーを付ければいい」と教え込まれました。理由は単純明快で「袋よりもカバーの方が原価が安いから」。

それなら紙の帯の方がより経済的な気もするのですが、そこはそれ、すぐに捨てられてしまう帯よりも、読了するまで使ってもらえるカバーの「宣伝効果」の方がより有益であるという判断だったに違いありません。

そんな訳で、勝手の分からない、初めて入った小さな本屋では、自分からカバーをお願いする事が多いです。掛けてもらったカバーが意外にデザインがよくて驚く事もありますが、それでも何回か使っているうちに、結局はぼろぼろになって捨ててしまうんですよね。わざわざ取っておくものでもないし……。

皆さん、ブックカバーってどうしていますか?

2003/01/23 (Thu.)

くすくすと笑ってしまいました。

2003/01/24 (Fri.)

やっぱり三日に一冊の割合で書評を書くのは無理です。読むのも大変。書くのも大変。思いつき頻度の更新に切り替えます。な、軟弱者ですみません。

ちょっと前にネットで知ったのですが、「ぷよぷよ」で有名なゲーム会社「コンパイル」がとうとう解散するそうです。とりあえず、お疲れ様でした。わたしはPC-98版の「Disc Station」からお世話になった口で、「幻世〜」シリーズがお気に入りでした。機会があったらぜひとも復活して下さい。

そうそう、わたしの「カレー話」の博士と助手は、「Disc Station」に掲載されていた「あっぷるそーす実験室」というゲームに出てくる二人組がイメージモデルです。だから助手は「女の子」なんですよ――って、そんな証拠、どこにもないですけどね。

2003/01/25 (Sat.)

昨夜、実家に帰ったら母が「千と千尋の神隠し」を見ていたので、何となく最後まで付き合いました。もちろん見るのは初めてです。

隣で一緒に見ていた父が、「こんな内容が子どもやアメリカ人に分かるとは思えない」とぶつぶつ文句を言っていましたが、わたしも同じ感想を持ちました。製作者が伝えたいと思われる「点」は幾つかありましたが、作品全体から見ると、それらはあくまでも「点」に過ぎず、ストーリーを通して何が言いたいのかが不明瞭な作品でした。

分かり易いストーリーしかいけないとは言いませんし、全く見るところがなかったという訳でもありません。技術的にも大したものです。でも、ターゲットが不明(少なくとも小さい子ども向けではない)で、かつ、あれだけの観客動員数を記録した映画だとは思えませんでした。こういう事を言うと怒られるかもしれませんが、製作者のネームバリューに頼ったマニアック路線の作品で、宮崎アニメの中では失敗の部類だと感じました。

#ファンの方、ごめんなさい。

2003/01/27 (Mon.)

久しぶりの年休日でしたので、治りかけの風邪をなだめながら、短編を一作品、書きました。しばらく古典にかまけていたので、オリジナルの小説をここに公開するのは、ホント、久しぶりです。(→「まどろみの果て」

相変わらず「書いている本人が一番恥ずかしい」話で、内容も大してないスカスカ小説ですので、読んで頂ける場合は、適当に読み流してもらえるとありがたいです。

2003/01/31 (Fri.)

セカンドアルバムのリリース直後に休止宣言をしていた長谷川都が、最近、活動を再開したと知りました。早く元気な声を聴きたいです。

#サイトを移ってこちらで日記を付けているみたいですので、興味がある方はどうぞ。