- The slippery Catwalk to Glory -
ジャケットのポケットに手を突っ込んで
何を話そうかと考えながら
だけど話しのきっかけが見つからずに
言葉少なく並んで街を歩く
駅前の雑踏を抜けるとき
ふと君の腕が触れた
慌ててごめんと呟く僕
気づいていないような君の横顔
凍てつくような北風が
朽葉と砂塵を巻き上げながら
ビルの谷間を忙しく駆けてゆく
ようやく伝えたい言葉が見つかった
だけどやっぱりそれが言えぬまま
肩がぶつからないように気をつけながら
僕らは並んで街を歩いた