線香花火のような、人生を送りたい。
打ち上げ花火のような人生は、送りたくない。
太く短く生きるよりも、細く長く生きたい。
消えそうになっても、
いつまでも落ちないようにしがみついて、
つかみ損ねて、地面に落ちていく。
そんな風に、いつまでも、しぶとく生きたい。
格好悪くても、しつこく生きたい。
志半ばで挫折している自分自身の姿に酔いしれ、
悲劇の人たる三文役者を演じ、
人生の言い訳にするのは、嫌いだ。
そんな位なら、どれだけ失敗してもいいから、諦めずに最後までやり遂げたい。
たとえ、それが不完全であっても。