- The slippery Catwalk to Glory -
八月三十一日。
子どもの頃、この日の夜はいつも宿題に追われていた。
面倒なものを後回しにした、その付け払い。
身体だけ大きくなった今も、少しも変わっていない気がする。
いつも目の前のものから逃げている自分。
分かっているけれど、踏み出せない最初の一歩。