Monologue (2002年12月)

December, 2002

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2002/12/14 (Sat.)

日記をサボっているうちに12月も半ば。今年もあと二週間あまりです。

先週の日曜日から今週の水曜日まで、UNIX関係の研修で東京に行ってました。

いきなり雪に降られたり(9日)、道に迷ったり(8〜11日)、夜中に腹痛で死ぬ思いをしたり(10日)――と小さな(?)アクシデントもありましたが、それを差し引いても楽しかったです。

今回は古書店のはしごをして、古典関連の本、特に竹取物語の参考文献を中心に買い込みました。本当はあと何冊か欲しい本があったのですが、専門家でもないのに何万円もする本はさすがに手が出ませんでした。残念。

2002/12/31 (Tue.)

「すまないね、いつもいつも。わたしの身体がこんな状態でなければ、お前だってクリスマスを楽しめただろうに……」

「お父さん、それは言わない約束でしょう?」

(首をがくがく締め付けながら)

……え、えーっと、今年も残るところ今日一日。

色々な事がありましたが、無事に一年を過ごす事が出来て、ほっとしています。(棒読み)

今年は初めて文芸同人に参加して、新しい世界に触れる事が出来ました。

その分、ネット上での活動は減ってしまったような気がしますが、これからものんびりペースでやっていくつもりです。

大したおもてなしが出来ないこのサイトを見学して頂いた皆様、どうもありがとうございました。(ぺこり)

話は変わって、同人に参加している方から「どうして小説を書くのか?」とよく尋ねられます。(昨日の忘年会の席でもまた訊かれました。小説を書いている人の間での挨拶代わりみたいなものでしょうか?)

話を聞いていると、皆さん、ちゃんとした動機を持っているようなのですが、自分は「文章を書くのが楽しいから」という理由しか思い浮かびません。まあ、こんないい加減な小説を書くのに、まっとうな理由がある方がおかしいかもしれません。

――しばしば「いい小説を書く為の条件は、心が危機状態にある事である」という意見を聞きます。

ある意味、正しいと思いますが、ある意味、違うような気がします。

自分と照らし合わせると「本当に大変な時」は生きる事だけで精一杯で、文章を書く余裕はありませんでした。今となってはいい思い出ですが、もう一度あの時間をやり直したいとは思いません。

来年も小説が書けるくらいの心の余裕があるといいなーと思っています。

それでは皆さん、よいお年を。

追伸:

これまで同人でも「たま」のペンネームで書いていましたが、来年からは別の名前にします。――流行語大賞を貰ったので卒業です(?)。